この記事の目次
テク郎さん
3冷試験の評判の良い参考書・過去問まとめです。
私自身はこの3種冷凍はビルメン入社前に取得済みでした。
学習した経験を基に記事を書いていますので参考にどうぞ。
3種冷凍機械責任者の試験ってなんやかんやで、
「難化傾向!」(ひぃぃ~)
がトレンドみたいです、、
2冷とか1冷試験とかは事前の科目免除講習をちゃっかり受講しておかないと、
11月の本試験一発での合格はなかなかきびしくなりつつあるようです(涙、、)
でも、、
ビルメンにとってはとりあえず3種冷凍試験をゲットすればOK!
サクッと3種冷凍なんか合格しましょう!
3冷合格の参考書は?
合格には欠かせないのが
基本から学べる「参考書です」
紹介するのはコチラの参考書。
アマゾンの冷凍機械の試験で売り上げ1位!!の参考書っす。
「トコトンわかりやすい! 第3種冷凍機械責任者試験 完全テキスト」
ヒートポンプの原理や熱力学の原理を知らなければ
3種冷凍機械に合格するのは結構難しいです。
原理原則を基本から理解すれば「単純なことだな~」
となりますが、理解するまでがけっこうしんどい、、(個人差が大ありですが)
過去問のくりかえしだけで合格出来る2級ボイラー技士に比べて、、
3種冷凍機械試験は「基礎学力」が問われるんです!
つまりは、、
過去問オンリーではちと厳しい。
合格できるかもしれないが一年に一度の3冷試験は慎重に
勉強して合格を勝ち取らないと、
また無駄な1年待ちになるので、、、。
今まで、
3種冷凍を基礎から学習するのになかなか良書が無い状態でした。
しかし!
この本はようやく他試験の参考書水準に追いつくような良書と言えるでしょう。
アマゾンのレビューです↓
自分は初めての3種冷凍試験を3週使ってから、過去問を5週してから(25年まで)ここ2年の難しくなった問題を初見でやったら8割取れたので、この本も試しに買って見ました。自分はSIも買いましたが、SIに書いてない事が
結構ありましたので1週して終わりました。試験はSIから問題が作られてますので、そちらを買って今勉強中です。
基本が解っているので協会本は読んでて安心出来ます。自己採点で、ギリギリ合格しました。赤シートで重要項目を隠して暗記、巻末のテストで演習の繰り返しで、3ヶ月間毎日1~2時間勉強しました。今回の試験は過去問の傾向とは全く違いましたが、この本のおかげで落ち着いて試験に臨めました。
やはり正攻法で攻略するしかないと実感し、本書を購入しました。
図や写真もたくさんあり、説明も初学の人に配慮してあるつくりです。が、やはりわかりづらい・・・。矛盾しているようですが、おそらく取り扱っている内容自体が分かりづらいからだと思います。どれだけ作り手が頑張っても伝えやすさに限界がある・・・そのように感じました。
まだ辛うじて投げ出さずに継続できております(ただ進捗状況は一日数ページ程度ですが・・。自分が以前に受験した危険物の時の感覚と比べて、本当に大丈夫かなぁと不安がまだ払拭できない状況です。)。
先は長いので、まぁ気長に取り組んでゆこうと思います。で、今度こそ合格を・・・以上アマゾンレビュー引用
でも、やっぱり本来は冷凍協会が作ってる正式の教科書が一番です。
「SIによる初級冷凍受験テキスト」
なんか分かりにくい本ですが、結局はここから問題が出る訳で、、
王道の勉強ですね。
「トコトンわかりやすい! 第3種冷凍機械責任者試験 完全テキスト」で基礎を学習して、
この教科書でさらに勉強し、そして過去問で完成というのが必勝パターンな気がします。
実体験としていえるのは、3冷試験の学習では
冷凍協会が発行するテキストが必要です。
過去問だけは不十分ですので是非購入して下さい。
3冷試験の過去問集はどれがいい?
次に紹介するのは、
過去問題です。
3種冷凍の試験において過去問といえば「電気書院」でしょ。
リアルにこれ以外にありません!マイナー試験ですので無いんです。
第3種冷凍機械責任者試験模範解答集 平成29年版(電気書院)
まさに冷凍機械の定番書籍。
この過去問題集は日本中のビルメンが利用している本です(多分)
占有率100%(多分)の本ですので、
この本を信頼していいと思います。
アマゾンのレビューですのでご参考にどうぞ!
過去問題の解説書を読みながら学習をすすめれば、合格はできるが、
一発で合格したい方はこの過去問集とSATのDVD講座との併用をお勧めする。
私は昨年、試験1か月前まで学習をほとんどできなかったが、逆転合格できた。
解説書もマーカーで印をつけて学習をすすめるとよい。数箇所の字の間違い等はありますが(きちんとテキストで勉強していればわかる程度)6年分の試験問題があるので、最低でも3回くらいはとうしでみっちりやれば確実だと思います。問題丸覚えではなく、あくまで自分の知識の確認には良いと思います。最近は出題傾向がかわってきているようなので、間違った箇所の復習を意味を理解してやることが大事だと思います。
アマゾンレビューより引用
この本は冷凍機械の試験のただ一つの定番本ともいえる存在です。
マイナー試験で市場規模が小さすぎるので危険物取扱者や消防設備士のよう
に次々と参考書が発刊され群雄割拠状態にはならないのでしょう、、、。
この過去問題集はしっかりしていますので、信頼して学習してください。
事前講習を受講しない人はひたすら過去問を繰り返し解くのみです。
そしてたまにテキストで意味を調べるといったパターンでしょう。
3冷はこの方法で完全勝利できるレベルです。
2冷もぎりぎりこのレベルでしょう。
1冷となるとテキストから理解できないと新傾向問題などに対応できません。
3冷試験では計算問題も出ると思いますが、
計算問題というのは完全にパターンがあり、
3パターン程度を覚えれば解答可能です。
難しく見える図も結局お決まりの数式にあてはめれば
必ず決まりきった答えが出るレベルのものです。
算数レベルの問題ですので恐れずに繰り返し学習して下さい。
冷凍サイクルの概念は分かってる人から聞けば1時間で理解できるような内容ですが、
完全素人で独学で理解するのには苦労する人は本当に苦労するでしょう。
ちかくにエアコンのメンテナンスとかしている人がいれば即答してくれるでしょうが、、、。
3種冷凍試験の難易度は?
難易度は2級ボイラーより少しややこしいかな~というのが実感です。私は2種冷凍にも合格しておりますが、
冷凍サイクルなどの問題は結構難解な分野ですので、電気工事士2種レベルの学習期間が必要かな~と感じました。
3種冷凍機械でも過去問をしっかり学習しないと落ちると思います。
学習期間は?
【学習時間】1か月
3種冷凍機械責任者試験(通称=3冷試験と呼びます)の学習方法は科目免除講習を受講するか否かが大きなポイントです。
冷凍機械責任者試験のスケジュールを見てみると、
11月の試験で、法令、保安管理技術の両科目に関して、各科目の正答率が60%以上正答できれば合格です。
しかし、
夏に事前講習を受講し、講習終了検定試験を合格する事で本試験の「保安管理技術」が免除される仕組みです。
本試験は1科目でOKなのでかなり楽になると思います。
※当然、事前講習の終了試験を合格しないとダメですので、3日間の事前講習を休んだり、不合格になると講習費用のみとられた上に、本試験はきっちり2科目受験しないといけません。
講習は毎日出欠を取ってますので気合で乗り切って下さい!!
講習はこんな感じです↓↓
(3日間 講義時間は法令7時間、保安管理技術14時間)
事前講習は3日間座学です。
「ここをライン引いて」と講師が言ったらその通りラインを引き、
終了検定試験でそのあたりから問題が出るという仕組みです。
講習終了後に別日に「保安管理技術」の検定終了試験があります。
3種冷凍機械責任者レベルなら事前講習などなくても、
過去問で対応可能ですので、講習の受講はお財布と相談し決めたらよいでしょう。
まとめ
以上が3冷試験で最も評判の良い参考書と過去問でした。
参考書は市販の本と協会の教科書の併用が最も手堅い勉強法!
過去問は電気書院の1冊を解きまくるのみ!