この記事の目次
大手系列ビルメン・ビル管理会社に入社するメリットとデメリットをお話しします。
大手系列系のビルメンを経験した実体験から
「良いな~」
と思う事と、
「うわ~嫌だな、、、」
と思う事をぶっちゃけます。
これから系列系ビルメン会社を目指す人は転職活動の参考にどうぞ!
狭い狭いこのビルメン業界で最高の到達点と言われるのが
大手企業の系列子会社ビルメンですね。
(これはあくまで一般論ですので)
具体的に入社のメリットとデメリットを掘り下げます。
系列系ビルメンのメリットって?
①年収が比較的安定している(夜勤無しでも400万円近くとか)
これは大切ですね~!
基本給は大手系列ビルメンでも他業種に比べれば安いですが、
大手は資格手当、夜勤手当、時間外労働賃金などがしっかり支給されるので意外に年収450万とか500万程度の人も多いですね。
大手系列は格安でビル管理の仕事を請け負う事は少ないので賃金にも反映されます。
②年間休日が120日前後で休みが多め(これが重要!)
休日数は多ければ多いほど実質的な年収は高くなります。
年間休日100日の会社と130日の会社で、
両社が同じ年収400万円なら休日数が多い方が効率的に収入を得る計算ですね!
体の為にも休日は多い方が良いですよね。
③社会的地位があると感じる(超大手のグループ企業的な、、)
系列ビルメンって、
社名に親会社の社名がついてる場合が多いです。
こんなことが社会的な信用に大きく作用しちゃうんです、、、マジで!
例えば住宅ローンなどの大きな借入の際でも、
年収が低めでも「まあ超大手の子会社ではあるしつぶれないから貸しとこか」
となる場合も多いです。
ビルメン業界を全く知らない人も多いですが、
大手の社名がついてるだけで
「この人、まあまあきちんとした人なのかも」
となりますね~。
④下請け的な立場になる事が少ない(大手のメリット)
ビルメン業界はビルのオーナーからしたら皆下請けなのは当然なんですが、
ビルの中でも元請け、下請け、2次下請けなどの序列がある場合があります。
そのような複雑な構造の中でも大手系列系ビルメンならほぼほぼ間違いなく元請け企業としてビルの管
理を統括している場合が多いです。
元請けは業務上では上の立場なので仕事はしやすい面も多いですね。
(そのかわりオーナーの要望、クレームを一手に引き受けるのも元請けの仕事ですが、、)
まあメリットってこんな感じですかね~。
では逆にデメリットは何なのかを掘り下げます。
系列系ビルメンのデメリットって?
①親会社からの出向社員が絶大な権力を振るう場合がある
これはあるあるなんですが、
親会社からの出向組が本社や現場等で大きな権力を振るう事が多いです。
親会社の社員は当然発言力も大きいです。
そして給料も良い、、、。
私の体感としては、
設備、建築などの建設業務の実務に強い親会社からの出向組は、
子会社に来ても割と溶け込んでる感じがします。
良くも悪くも現場の事を良く知っている感じがして頼もしい面もあると思います。
逆に金融など親会社の場合は「設備?修理?」の状態でも子会社では偉いという、
ミスマッチがおきてしまいがちです、、、
現場の事が全く解らないけどやたら細かいとんちんかんな事を言う的な、、、
まあ一般論です。
②提出書類とか報告書類が多い場合が多い(大手の気質ですね)
規模の小さな会社では結構ゆる~い雰囲気が漂う事が多いです。
しかし、
大手系列は本社の事務方には親会社からの出向組が大勢います。
大手仕込みのチェックの厳しさがあるので、
提出書類や報告書には気をつかう面が多いでしょうね!
【まとめ】
大手系列系ビルメンのメリットとデメリットをざっくりと掘り下げてみました。
ご覧の通りで大手系列系の方が一般的に待遇が良いということですね。
その分求められる資質も若干高くなると思いますが、この業界を目指すとしたら
一回はかじってみるべきだと個人的には思います。