この記事の目次
ビルメンテナンス偏差値はビルメン業界への転職活動の指標としてもいいのか問題を考えてみました。
「ビルメン偏差値」
皆さんも非常に気になる言葉ではないですか?
2ちゃんねるで紹介され始めたランキングの事であり、
別に公式なものでもなんでも無い指標ではあるんですが、、
気になる!!!
何気に結構的を得たランニングになってる感じもありますしね。
就職の際にはこのビルメン偏差値って多くの人にチャックされていると思います。
ぶっちゃけ、
業界を知る立場から見てこのビルメン偏差値はあてになるのかならんのかを考えて見ました。
ビルメン偏差値は参考程度でOK
ビルメン偏差値は就職活動の最初の参考指標にする程度でOKだと思います。
ネットに氾濫する偏差値は
「おいおいもうその会社今は存在しないけど、、」
「もうその会社は吸収合併されてるよ、、、」
という会社も多くて完全に現実を反映してはいないですね。
でも、
偏差値は高い企業はビルメン業界ではエリートとされる会社ばかりですし、
偏差値の低いとされる会社は独立色や下請け色が色濃い感じもするのでだいたい当たっているようにも感じます。
まあ、就職活動の最初の参考には十分活用できそうです!!
ビルメン偏差値は100%信用するな!
私はあくまでも「参考程度に」ビルメン偏差値を利用しましょうと言いました。
しかし、
100%信じすぎるのは少し注意して下さい。
世の中はそんなに単純ではないので、、、
ビルメン偏差値では知ることが出来ない現実!
ビルメンテナンス業界ってのは昔は偏差値通りの華やかな?バブリーな香りが漂う業界でした!
バブル時代の日本はどこの会社も金があふれるよう沸いていたので、
「税金とられる位なら設備管理会社にきっちり高い契約料金はらってビルを完璧に管理させようっと♡」
「親会社の天下り受け入れまくりで子会社のビルメン会社ですら年収が600万円とか700万円とか余裕!」
こんな時代はまさに親会社がビックな系列系ビルメンの栄華の時代と言えました、、、
しかし今や設備管理はビルオーナーから見ると
「金食い虫で利益を食い荒らす経費そのもの!コストをもっともっと下げてくれ」
「正社員比率を下げて契約社員とパート社員を多くして独立ビルメンと必死の受注競争しないと契約あげないよ!」
まあこんな状況です。
当然ながら、
ビルメン偏差値が高い企業も例外なく、
コスト削減圧力や競争にさらされています。
私は同じ親会社を持つ企業グループ内でのコスト削減要望を実際に何度も見てきました、、、
「どうせ同じグループ内で金回してるだけだろ!!これ以上契約下げたら従業員の残業もっと減るから辞める人でるぞ」
と心で何度も思いましたが、、、コスト削減で設備管理以外にババーンと金をつかいたいのは
同グループ内といえどもオーナーの本音なんです。
されどビルメン偏差値が高い会社って良い面も多し
偏差値が高い企業は親会社が大きい会社という点で、
「親会社の営業力と信用力により契約を受注しやすい構造」
「給料は400万円~500万円程度で止まるが休日や福利厚生が手厚い」
「親会社のブランド力でローンが組みやすいこと多々あり」
「親や友人や彼女になぜか安心感を与えやすい」
このあたりの点が有利であるのは間違いないでしょうね。
まとめ
①ビルメン偏差値は就職活動の参考程度に!
②大手もコスト削減競争に巻き込まれている状況!偏差値最高だとしても給料には限度あり(昔は違ったんですが、、)
③偏差値高い企業には社会的な信用高いメリットがあるのでこれを第一の恩恵ととらえるべし!