【転職前に読む】 ビルメン業界での定番の出世パターンを分析してみた

「そもそもビル管理業界にもキャリアアップとか出世とかってあるの?」

あります!!ビルメン業界においても、平社員もいれば所長もいる。本社などの背広組も多くおります。

今回はそんなビルメン業界での出世にかんする自分なりの考えを紹介しておきます。

 

「あ~クソ楽な仕事最高!」

「働いたら負け!まったり行こうぜ!」

ビルメン業界で働く人のイメージってこんな感じと思われがちです。

実際にそうなのか?

当たりと言えば当たり、、しかし、

結構多くの人がキャリアアップを目指していたり、

技術を身に着けて現場で信頼される存在になろうと頑張っていたりもします。

今回はビルメン業界で働くうえでの

「出世」、「キャリアアップ」

という事を考えて見ました。

パターン① 現場で所長を目指す

ある程度の社内ポジションを勝ち取りたい人は皆目指すのがココだと思います。

新卒採用された人ならば、

年齢が35歳前後から自然と所長や副所長として、

現場の数人から20人の職員をまとめるポジションを任される場合が多いです。

このポジションは、現場職員の管理業務、

現場の売り上げの管理、オーナー対応等の

いわゆるサラリーマン的な仕事がメインになるかと思います。

したがって同僚やオーナー、協力会社などとコミニケーションをとる能力が

ある程度は無いと疲れるポジションです!

ビルメンの現場社員って

基本的には本社の人事部などには無名選手すぎて

把握すらされてない感じがありますが、

ひとたび所長クラスになれば、

本社との連絡も頻繁になります。

ここで「コイツやるな!」

と思われた人は将来的にさらなる出世が可能になります。

ある意味現場社員の出世コースの入り口です。

パターン② 本社の背広組に召集される人

ビルメンって基本は現場がメインです。

しかし、一応は会社組織ですので管理部門、営業部門などが本社や支店等の事務所に集約されます。

現場で優秀だと見込まれた人は、

本社等のフロント職(管理物件を何件も担当してオーナー対応等をする人)

本社の営業職(新規物件の開拓や既存物件などの大型改修工事の獲得を狙う人)

その他にも経理部や総務部などに現場から異動していくことが多いです。

現場から離れた人は基本的には現場にかえってくることは無いと思います。

現場作業ではなくビジネスマンとしての日々になるでしょう。

コレを読むと皆が本社の背広組になりたいのではと思われるかもしれませんが、

実際にはそうでもないんですね~、、

背広組って夜勤が無いし、

残業も現場みたいには発生しない事が普通です。

つまり、、、、

夜勤手当や残業代が無い、、か、少ない、、、

現場って修理トラブルなど予測不可能な対応などが多くて残業も発生するので、、、、

系列系のビルメン会社などでは、新卒社員のほとんどが

「頼むから現場に配属してくれ!本社の仕事なんかしてたら給料安くて遊べない、、」

とこぼします。

3社くらいの大手系列系のビルメン会社の若手からも同様にこういった話を聞きましたし、

給料体系的にも残業や夜勤手当があるとないとでは相当な年収格差になるのは明白ですので

リアルな本音ですね。

こんな事を読むとへこみそうになる人もいるかもしれませんが、

本社の背広組は間違いなく会社の中心選手!出世スピードも現場社員よりも絶対に早いです。

将来的には課長、部長などに出世して管理職手当などで現場社員に負けない年収になる人も多いですね。

パターン③ 職人タイプ

「現場スタッフの管理? 興味ないね」

「本社で営業? 興味ないね」

こう言い切る人もこの業界には多いです!

このタイプが目指すべきポジションは、、、、

技術屋

です。

現場のあらゆる設備知識が頭に入っていて、

さらに、修理などもお手の物!

これに加えて、電験3種や電気工事士1種、ビル管理士などの資格があれば、

誰にも文句を言わせない、言われない、

確固たる職人として現場で

生きていけるでしょう。

実際に現場に1人、2人はこんな人がいます。

とっつきにくかったりする人もいますし、

「あ~、この人って絶対に部下の教育やオーナー対応も上手くないだろうな~」

という人もいるんですが、

技術面で信頼できる人ならば自然と尊敬を集めています。

「あの人はいざとなれば最強だから、、」みたいな存在。

所長やオーナー対応なんてやりたくない!

営業などもってのほか、

だけど仕事は向上したい!

そんな人は修理や設備知識、資格をとことん高めていけば幸せになれそうな気がしますね。

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