この記事の目次
大手小売業の系列ビル管理会社ランキングを徹底レポート!
系列系ビルメン会社を目指す人にとっては、
大手小売業の系列ビルメン会社も注目しておきたいところです。
何せ、
小売り業の施設は大都会だけでなく、
日本中に散らばって存在しています。
都会人でなくても職場があるのはこの系列の特色かもしれません。
「小売り業系列のビルメン会社といってもどんな会社があるの?」
そんな多くの疑問に答えるべく
今回は小売り業系列のビルメン会社をレポートしたいと思います。
※数値は2016年で分かる範囲で最新
イオンディライト
①売上高 2810億円
②利益 167億円
③親会社 イオン
④親会社売上 8.1兆円(すごいな~)
小売業の巨人、イオンの子会社のイオンディライト。
この会社は間違いなく、、
日本一の巨大なビルメンテナンス会社といってよいです。
売上規模も3000億円にせまるほどで、
この売上規模だけでも我々が想像するビルメン会社とは桁が違います、、。
イオンディライトは売上規模だけでも日本の大企業の一つと言えます。
この会社は東証一部上場!!もしており、
単なる系列のレベルをはるかに超えております。
通常の大手系列ビルメンってのは、
売上規模でせいぜい数百億円レベルです。
自社内の施設を中心に頑張ってもせいぜいそんなものなので、
このイオンディライトの売り上げ3000億円というのは
いかに幅広い相手から売上を確保しているのかが想像できると思います。
イオンモールなどでは自動販売機はほぼイオンディライトの管理というのは有名ですよね!
ビルメンであり、稼ぐ攻撃性も高い会社です。
さらに!
経理業務代行、
コンシェルジュ、
現金輸送、会議や出張サービス、
果ては家事代行、、
などの業務を拡大中、、
なんじゃこの会社は!!!
すげーぞイオンディライト。
単なる設備屋ではなく総合的なファシリティサービスで稼いでおり、
法人のみならず、
個人にも触手をのばす貪欲さ、、、、。
商人がビルメンを始めたらこうなったという感じ、、。
恐らくこの総合ファシリティサービスってやつを
どこの会社もしたいが出来てないってのが
ビルメンの現状なのかなとも思います。
ただ、
この会社は設備管理のスタッフでも全国転勤ありですので、、
そこがまったりしたい派のビルメンには少々泣き所ではないかと思います。
三越伊勢丹プロパティマネジメント
①売上 258億円
②利益 ?
③親会社 三越伊勢丹ホールディングス
④親会社売上 1兆2870億円
「三越」と「伊勢丹」の百貨店関連のビルマネジメントが主力の企業。
自社の物件のビルメンテナンスはもちろんのこと、
自社物件の建築工事やテナント管理が主力売上である。
しかし、
超有名百貨店の工事を行うノウハウで他社の物件の改装工事なども
展開している。
この会社をはじめ百貨店系列のビルマネジメント会社って建築内装工事が
かなり得意なところ多いです。
だって、百貨店て内装の華やかさの総本山みたいな場所ですので、
内装は特に得意なのです。
やはり百貨店の管理をしてきた!
という独自のノウハウが最大の強みで、
設備管理会社というよりビルマネジメントのプロ
といった会社という印象。
サン総合メンテナンス
①売上 186億円
②利益 ?
③親会社 ユニーグル―プホールディングス(ユニー、アピタ、サークルK)
④親会社売上 1兆321億円
親会社は日本を代表するスーパーの一つであるユニー。
管理する物件も
ユニー、アピタ、サークルK
などの自社物件が中心です。
事業範囲もほぼ基本的なビルメン会社で、
設備管理、清掃、警備に加えて
コンビニの清掃なども行っているのが特徴。
サン総合メンテナンスの経営幹部の半数近くが
現場のメンテナンス作業員出身との事。
これは系列系ビルメン会社にとっては結構珍しい事だと思います。
系列系ビルメンは親会社が圧倒的に大きいので、
経営陣は通常、親会社から出向者が大半を占める事が
多いですので、、。
何やら風通しが良いのかな?と思わせる会社という印象です。
高島屋サービス
①売上 158億円
②利益 ?
③親会社 高島屋
④親会社売上 9300億円
高島屋サービスはビルメンに加えて物流事業や建築なども行う総合ビルメン会社である。
一般的に想像する標準的な系列系ビルメンといった印象。
Jフロントリテールサービス
①売上 47億円
②利益 ?
③Jフロントリテイリング(大丸、松阪屋)
④親会社売上 1兆1600億円
三越伊勢丹プロパティとは違って、
このJフロントサービスは
あくまでもビルメンテナンスが主力の会社です。
設備管理、清掃、警備といった業務が主力で
売上も親会社の売上規模から見たら
小ぶりな印象です。
阪急メンテナンスサービス
阪急阪神グループのビルメン会社は鉄道系ビルメンとして分類してます。