ビルメン業界で必要な資格の取得順序や取得するメリットを紹介

ビルメン、ビル管理と資格。ビル管理、ビルメンテナンスの求人に資格が関連する理由?

ビルメン業界はどこもかしこも資格資格資格!!!と言われます。

資格が何故そんなに必要なのか?
異業種に人は少し謎な感じだと思います、、、。

結論を言いますと、、

①営業の人が相手に有資格者をアピールして新規物件をとりやすくする為。

②現場の人事異動の時に資格多いとオーナー側に安心してもらえる。

③現場でだらけて腐らない為にケツをたたく意味

④ぶっちゃけ現場作業員の仕事具合は評価しずらく資格取得でやる気を判断できる

かなりざっくりとですが、

これは大手だろうと中小企業だろうとほぼ当てはまると思います。

ビルメンは基本は営業成績など無く、とても地味で人事は評価などできません、、。

【どんな資格から取得するのが良いのか?】

もしあなたがこれからビルメン業界に挑むとするなら、

最初にとらなくてはならない資格は

「ビルメン4点セット」といわれる入門資格です!

①第2種電気工事士
②2級ボイラー技士
③第3種冷凍機械責任者
④危険物取扱者乙4類  以上

これらは高校卒業した新入社員がだいたい

25歳くらいまでには取得する資格です。

最低でも30歳までには取ってないとダメな雰囲気があります(あくまで新卒採用者の場合)。

知り合いに新卒入社で30歳代後半で電工2種を持ってない人がいます(結構大手の会社)。

本人いわく「今更はずかしくて取得できない、、、電験3種か電工1種から受けないと、、、」

と話して結局受けない人がおりますが、ある程度若いうちに固めて取るべきでしょう

ビルメン4点セットは仕事で役立つか?

第2種電気工事士は大変役立ちます。

これは必須でしょうね。

実技試験のあるのは本当に意味があって、

ケーブルの被服をむいたり、コンセントに銅線をつないだり、

簡単な修理もろもろ電工の威力は相当あります。

もちろん実務と試験は違いますが基本動作は体が覚えているのは強いです。

ボイラー2級は蒸気とドレン、熱の回収システム、軟水器に塩入れる意味とか試験の知識がベースとなって「あっこの機械は教科書のあれだっ」程度にわかるので少しは役立ちます。

しかしボイラー設備自体は進化していて、無資格で扱える容量の機械しか使いません。

ボタン押すだけなのではっきりいって有資格者を配置する現場はほぼ無いです。
3種冷凍機械責任者に関してはあまり役に立たない(・・?としか言いようが無い気が、、、!

金がかかるんすよね~この資格って(講習とか受けると、、、)

今時この試験を必要な施設がいくつあるのか?

試験の科目免除の為に高い金をとって講習を開き、

その講習と講習終了試験の為にも高い教科書を買うハメに、、、

これは、、、もう、、、結構出費がきついですね~涙、、

 

危険物取扱者ですが電気火災と油火災とか、

火事って対処がいろいろ違うんだな~って程度は役立ちます。

危険物はボイラーに重油を使用するから必要とされてきたのでしょうが、

今時のボイラーは単純に都市ガスでしょうし、

ボイラー自体が少なくなっていて温水発生器でさくっとお湯つくれるので今時なぜ必要なのかいまいち分かりません、、、。

4点セットを紹介しましたが、

電気工事士以外は受験するのも気をそぐような事を書いてしまいました すみません、、。

しかし現場の方の意見はほぼ同意見です。

冷凍や危険物などよりも、

実務では消防設備士の自火報や消火器の試験のほうが100倍役立ちます。

消防設備士と電気工事士とボイラー2級あたりを「新ビルメン3種の神器」とでも誰か唱えて欲しいものです。

※未経験で転職をする人は何も考えずに4点とって下さい。人事の人は現場は知りませんし、4点を基本に考えているはずです。

 

【その先の未来へ~FOR THE NEXT STEP】

 

その次の未来へ、、

そう会社で地位を固める、

あるいは転職をする!

そんなあなたの目指すべき資格は
①ビル管理士
②電験3種
③電工1種(電験が無理ならこれは必須)

となるでしょう。

全国の努力家ビルメンが皆勉強中です。

ビル管理士は暗記の勝負なので半年でも勉強すれば合格します(多分、、ちょっと自信ない)

電験はまったり事務所現場などでないと厳しいです。

電工1種は誰でもとれるはずの資格です。
キャリアプランとして電工1種を取得し(実務経験が無いので免状取得でよい)、

ビル管理士を2、3回受けて合格する。

この時点でビルメンとしては一つの完成系といえるでしょう。

後は社内で経験を積んで転職なども可能でしょう。

さらに電気の専門家の肩書きが欲しい人は必死で電験を取得して下さい。

より転職が楽になるでしょう。

電験は電気の責任を背負うので責任は重いです。

古いビルの専任にされたのなら電気事故の責任者となりかねませんのである程度の覚悟が必要です。

私の感覚ではビル管理士は割りと気楽な責任(保険所から注意されて謝るくらい)、

電験はオーナー、自分の会社、同僚、工事業者などとてつもなく広い範囲に責任を負うので停電作業などはとても神経を使うイメージ、、、。

とにかく人生いつまでも資格勉強なんてしてられっか!という皆さんはさっさとビル管理士か電験をゲットして勉強生活はフィニッシュと行きましょう。

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